ふるさと納税考~どこに納税すればいいのか~

11月に入り、大統領選挙も終わって2016年もあと2ヵ月を切ってしまった。
この時期から頑張りだす人が増えるのが、ふるさと納税

特に僕みたいな自営業者だと、年内の収益も見えてきて、来年支払わなくてはいけない納税額も分かってくるから、年末が近くなるほど納税者は殺到するはずだ。
自営業者以外のサラリーマンでも「やっとこうかな」と思う人は多いだろうし。

以前にも少し書いたことがあるんだけど、ふるさと納税って本当に素晴らしいシステムだと思う。

僕が納税できるのは大した金額じゃないけど、納税額が高い程お得な数少ない「高額納税者優遇システム」であることに間違いない。

自分の納めた税金が、生活保護の不正受給している奴らに回ったり、政務活動費を不正する議員とかに使われるばかりだとげんなりするよね。納税する側としても、自分にはっきりと目に見えるメリットがあるとやる気もでるし・・・。

さてさて、今回の記事ではこんなことを書くのが本題ではない。
どこに納税して、何を貰うのがベストなのか?を僕なりに考えたことをまとめたいのだ。

ふるさと納税を始めて2年。
「ふるさとチョイス」をタブレットで見ながら「ああでもないこうでもない」と悩み続け、嫁さんからは「もらえるんだった何でもいいじゃない!勝手にして!」と半ば愛想を尽かされてしまった僕がたどり着いたふるさと納税考。

是非ご覧ください(笑)

やっぱり素材系が一番!

ふるさと納税の返礼品は、その自治体が決める。
色々な自治体を見てみると、大体納税額の3割~4割くらいの商品が返礼品として送られてくるようだ。

1万円納税すれば、大体3千円~4千円の商品が貰えるってわけ。

返礼品は食べ物を中心に色々とあるわけだけど、素材、果物、加工品、スイーツ等色々頂いてきた僕としては、やはり肉がベストだという結論に達した。

その一番の理由はコスパ。
大盤振る舞いなところだと1万円の納税で豚肉を4キロ送ってくれたりするから。もう冷凍庫パンパンです。

魚より圧倒的に肉が大好きな僕は、毎日肉を食べている。
ふるさと納税によって良質な肉を貰えれば、食費も浮くし、美味しいものを食べれて幸せになる。

そして、浮いた食費で外食にいったりして好きなことに使えばいいのだ!
ケチな僕はこんな結論にたどり着いた・・・。

ただ、肉系の需要は非常に高いようで、ふるさとチョイスで常に人気トップにある宮崎県都城市の高コスパ豚肉は品切れになることが多い。

品切れでなくても2ヵ月待ちとかはザラ。
コスパを期待して待てる人なら肉をお勧めしたい。

でも保存食も便利

その地方の食材を使ったレトルト食品とかも僕は好きだ。
特にカレーのレトルトパックなんかは冷蔵庫にも入れる必要が無いし、賞味期限も長いので「とりあえずふるさと納税しとかないと!」って時には使える。

個人的に美味しいと思ったのが下の2つ。

ごろっと島根和牛カレー 
牛テールカレーゴロット

両方とも牛肉の存在感が高い!
特に牛テールカレーゴロットは普通に買うと1つ1000円以上するものだから、なかなか手が出せないんだけど、こんな機会にもらえると嬉しいね。

商品券も良い!

今は別に欲しいものは無いけど、何かと交換できる商品券もお勧め。
ふるさとチョイスの中にある商品券の多くがその地方自治体の中でしか使えない「地方のお買物券」だったりするんだけど、中には全国で使える商品券をくれるところがある。

その中で僕が納税したことがあるのが静岡県小山町。
この町では返礼品としてサーティワンアイスクリームの商品券をくれます。
納税額1万円について4000円分くれるので、コスパ高いし場所も取らないし、31日の安い日に行けばアイスを思う存分食べることが可能だ!

サーティワンアイスに興味が無くても、全国で使える商品券なので換金もしやすいです。

年内にふるさと納税しなきゃって人にはポイント制のある自治体がオススメ

税制上、12月いっぱいでふるさと納税はリセットされる。
例えば5万円までふるさと納税できる人が12月までに2万円しかふるさと納税しなかった場合、残りの3万円は次年には持ち越せないのだ。

これは非常に勿体ない。
自己負担額が2000円になるギリギリのラインまで攻めるのがふるさと納税だから!

でも特に返礼品に興味が無い場合は、とりあえずポイント制のある自治体にふるさと納税しておくべきだと思う。

ポイント制とは、その自治体がふるさと納税者に独自に発行するもので、納税者は保有ポイントを使用するという形で返礼品を選ぶことができるのだ。

言ってみればカタログギフトの様なもので、ポイント自体は年をまたいでも消失しないのがウリ。

だから、とりあえずポイント制をとっている自治体に納税しておけば、年内のふるさと納税は大丈夫だし、返礼品は年が明けてからゆっくり選べばいい。

自治体も色々と考えておられるのです。
一部ですが、ふるさとチョイスでポイント制度を取っている自治体が紹介されています。

楽しいふるさと納税を!

何度も書くが、ふるさと納税は良いシステムだ。
納税者は得をするし、自治体は自分のところの商品をアピールできる。

まだやったことのない人は是非ふるさと納税することをお勧めします。

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