悩む悩む、クルマの任意保険。どれが正解なんだろうか?

先週、マツダのアクセラを契約した。
納車までは1ヶ月以上時間があるわけなんだけど、その間にやっておかないといけないことがある。

その一つが任意保険の契約だ。

僕は以前車を所有していたので、大手損保の任意保険の中断証明書を持っている。通常ならこの中断証明書を利用して以前と同じ等級で任意保険を継続することができるのだけど、僕の場合は等級が高いわけではないので、あまりメリットが大きいわけではない。

そう考えるともう一つの選択肢が出てくる。
ネット損保だ。

ネット損保と言うのは、基本的に代理店を持たずにネットで集客し、顧客と契約するタイプの新しい保険だ。ダイレクト型、もしくは通販型と呼ばれる。ソニー損保、セゾンの大人の自動車保険とかが代表的だ。

僕は今任意保険について、このまま大手損保の継続をするか、ネット損保で新規に契約するかで悩んでいる。

今回は自分の頭を整理するためにこの2つを比較してみたい。

代理店型とダイレクト型(通販型)の比較

代理店型

昔は基本的に代理店型一択だった。
自動車の購入と一緒にそのディーラが代理店となっている保険会社の任意保険に加入する、と言うパターンだ。

代理店型の保険を売る保険会社は正に大手。
東京海上日動、あいおい損保、損保ジャパンみたいな誰もが聞いたことのある保険会社ばかり。

代理店型の一番のメリットは楽だという事だ。
ディーラーで保険も一緒に契約してしまえば、後は全部一緒にやってくれるし、もし事故があった時もディーラー(代理店)と保険会社が上手くやり取りしてくれる。

経過報告も当然だし、その他のフォローもしてくれる。事故で精神的に参っているときにこういったことをテキパキとやってくれるのはやはりありがたい。

だがその代償として値段が高い
後述するネット損保のダイレクト型と比較すると話にならないほど高い。

今回は新車で買うから、車両保険もつけたい。
そう考えるとなかなか・・・厳しい。

ダイレクト型(通販型)

ダイレクト型のメリットはその安さだ。
保険会社が代理店を持たずに、基本はネットで集客するだけから人件費が浮く。その分が保険の料金に反映されるわけだ。

しかも、保険会社によっては保険内容について細かく決めていく事が出来る。例えば1年間の走行距離によって値段が違う、40代50代は保険料がうんと安くなる・・・みたいに。自分にピッタリの保険が探せるのだ。
自分で色々と情報を集めながら保険を決めたい人にはこれも魅力的だ。(そうじゃない人には迷いの元になってやっかいになるかもしれないけど)

以上が全てだとダイレクト型が最強になるんだけど、実はそうでもない。
ダイレクト型の最大の弱点が「事故が起きてからの対応」だ。

代理店型なら、事故があったら代理店に電話したらほとんどの事はやってくれる。だけど、ダイレクト型は代理店がいない分、自分でやることも多く事故時にアタフタすることも多い。

ネットの口コミを見てみると、事故時の対応の悪さに辟易して代理店型に変えたという書き込みもよく見る。

また、本当かどうかは分からないけど、事故相手が大手損保の保険に入っていた場合、過失割合の決め方で不利になりやすいという話も聞く。

うーん、悩ましい

保険は自分に降りかかってくる災難をヘッジするためのものだ。
自動車保険でいえば、交通事故にあった時に金銭面を保障してくれる。

勿論そんなことを無料でやってくれる慈善家はどこにもいないので、保険会社にプレミアムと言う形で保険料を支払って契約することで、保険が成立する。

保険は安心を買う。
もし最悪なことがあっても、それをカバーしてもらえるという安心だ。

補償だけの問題で考えれば、保険は安いに越したことはないので、ダイレクト型が優秀なのは言うまでもない。

だけど、対応が悪かったり遅かったりしたときのストレス感はハンパないと思う。この時に「やっぱり高くても代理店型と契約しておけば良かった」と思う可能性は否定できない。

しかし、そんなに頻繁に事故を起こすだろうか?
運よく僕は今までに保険会社を通すような事故はまだない。

このことが今後も事故には合わないという保障には一切ならないけど、そんなに事故も起きないとは思っている。

代理店型に少し高めのプレミアムを支払って更なる精神的な安心を買うか、それともダイレクト型の安いプレミアムで最低限の安心を買うか・・・。悩みがまだ解決されない・・・。

オチの無い記事ですみません。

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